NPO法人 埼玉県日本中国友好協会

本協会は、日中両国民の相互理解と友好を深め、アジアと世界の平和、繁栄に貢献することを目的にさまざまな活動を展開しています。

TEL:048-782-8049 / FAX:048-782-8149

〒330-0835 さいたま市大宮区北袋町1-285(てらこやラボ 新都心3号室 )

中国語発表のつどい2017

2017年第38回中国語発表の集い

県協会の大事な行事である「中国語発表のつどい」が本年度は10月29日(日)、さいたま市浦和コミュニティセンター第15集会室で開催された。本年度も各部門の発表者と指導の先生方の強い熱意が感じられ、応援参観される方々も数多く会場は定員(120名)を越える満席となった。

    

本行事開催に当たっては発表者募集から始まる諸準備をされた事務局、会場作り等役わり分担で進行を勤められた実行委員の皆さん、関係者全員の協力により第38回「中国語発表のつどい」を無事終了することができました。 加藤信幸 理事長の開会挨拶で午後1時に開会、主催者挨拶で田中寛会長は昨年度当協会の推薦により「全国中国語スピーチコンテスト」出場した市ノ川瑞希さんと西村愛未さんが各部門一位となる快挙を達成したことを紹介され、主催者としても、大きな喜びであると言われた。ご自身の中国語を学ぶ原点となった教科書を持参されて中国語学習を継続することの大切さを話された。続いて審査にあたる以下三人の先生方が会長より紹介された。日本大学教授の呉川先生、文教大学講師の徐曼先生、大東文化大学名誉教授の高橋弥守彦先生。 発表に先立って、埼玉県・中国山西省の県省友好締結35周年記念行事「山西省写真展」訪日団六名(団長・張源 山西省人民外事僑務弁公室副主任)が各自中国語での自己紹介をされ、発表の前半30分程発表を参観された。
        
発表は部門別として発表部門4名、高校生部門3名、大学生部門4名、 一般部門5名、団体部門4団体順に行われた。マイクの前で多少の緊張はあるものの、全員たいへん熱のこもった発表がなされた。高校生、大学生部門では、昨年の全国大会第一位を獲得した同様のレベルの高さが感じられた。一般部門では、社会生活において中国語学習を継続されている皆さんの真摯な姿に感動を覚えた。地区協会の中国語教室よりの発表者は、日頃の学習の成果を発揮され団体部門でも楽しく中国語に親しんでいる様子がうかがえた。発表は休憩15分を挟んで予定通り4時前に終了した。
約1時間の審査時間を利用して昨年度大学生部門に参加された 勝部文さんが中国語の歌『世界で一つだけの花』(Smap)を独唱、また彼女の指揮により来場者一同でも合唱した。(約15分) 留学生との交流会には、早稲田大学、大東文化大学、文教大学で学ぶ留学生7名が参加された。田中会長の司会進行で留学生たちは日本での出会い体験を語り、来場者からの質問にも流暢な日本語で答えられた。たいへん和やかな雰囲気での交流が行われた。
審査結果の発表があり下欄 掲載の個人8名と3団体の皆さんが受賞された。受賞上位3名が全国大会出場推薦資格を得られた。入賞に至らなかった方々も実力は伯仲しており今後の活躍が期待される。表彰式終了後、審査の先生方より講評がなされた。 呉川先生:皆さん立派な発表だったが、発音、特に声調には問題が残っている。中国語独特の四声は特に重要で、四声を正しくすれば人名、地名など日中共通の漢字を聞き違うことはなくなる。 徐曼先生:“大家好!刚才各部门发表的内容,我觉得很有意思。大家都讲得非常好,深受感动” 発表者のレベルは高い、中国語学習を通して中国への理解を一層深め更なる交流が進むことを願う。 高橋先生:先ずはしっかりした発音を心がける。その上で日中両国の文化の相違を理解する。例えば、日本では3割引と言う、中国では“打七折”。日本語は七五調、中国語は二音節語が多い。 栗原副会長の閉会挨拶で6時前に終了、入賞者記念撮影後散会となる。 受賞者は下記のとおり。 〇 埼玉県日本中国友好協会会長賞  山下 楠美子 埼玉県立伊奈学園総合高等学校 〇 埼玉県知事賞        新井 緑     城西大学 〇 中国大使館友好交流部賞   渋谷 明美      狭山市中国語金曜同好会
  • 埼玉市市長賞        上久保 陸人   埼玉県立伊奈学園総合高等学校
  • 埼玉県国際交流協会理事長賞 齋川 奈緒美   スパークル語学学院
  • 埼玉新聞社社長賞      成田 空(11名) 大東文化大学中国語研究部(団体部門)
  • テレビ埼玉社長賞      加藤 玲那(5名)埼玉県立和光国際高等学校(団体部門)
  • 奨励賞           柿谷 えりか   防衛医科大学校
  • 奨励賞           齋藤 みやび   埼玉県立伊奈学園総合高等学校
              (24名)     総合中国語Ⅱ      (団体部門)
  • 努力賞           畠山 留美子   川口市日中友好協会
  • 努力賞           小林 寛二    熊谷市日中友好協会
(文責:臼田誠躬)  

 201738回中国語発表のつどい応募  PDF

  • 当協会では中国語を学習している方にその成果を発表する機会を提供することを目的に毎年一回「中国語発表のつどい」を開催しています。中国大使館、埼玉県、さいたま市、埼玉新聞社、テレビ埼玉などから後援を受け38回の実績を数えています(2017年現在) 大会は(公益社団法人)日中友好協会が主催する全国大会(後援、外務省、中国大使館など)出場者の予選も兼ねています。本大会を経て全国大会で優勝や上位に入選するなど目覚ましい活躍をされた方も多くいらっしゃいます。 毎年6月に開催要項を発表し、8月に参加申し込みを締切り、10月に開催しています。2017年度の開催要項が決まりましたのでご案内いたします。 おおくの方に参加いただけますようお待ちしています。
                                                                      201738回中国語発表のつどい応募要項 PDF