2017年1月8日(日)東京飯田橋の日中友好会館大ホールにて、第34回全日本中国語スピーチコンテストが(公社)日中友好協会主催のもと、盛大に開催された。
埼玉県日中友好協会からは、昨年の「中国語発表のつどい」で、高校生部門1位となった市ノ川瑞希さん(埼玉県立伊奈学園総合高校)と大学生部門1位の西村愛未さん(神田外語大学)の2名が全国大会に推薦された。
大会は、高校生部門6名、一般部門6名、大学部門10名の全国より推薦された大変優秀な出場者が22名揃い、部門ごとに日頃研鑽の成果を競い合った。
埼玉県から選出された、高校生部門の市ノ川さんは、四声・発音・声量も申し分なく、文章の強弱・テーマの内容及び審査員の質問にも正確に回答し、審査員より高い評価を得て一位となった。大学生部門は、今年特に優秀な参加者が多く審査員も採点に大変悩んだことを吐露した中で、西村愛末さんは、文章の内容表現・強弱・四声・発音・声量ともに優れ、質疑にも的確に回答して、審査員の高い評価を受け一位となった。
埼玉県から2名推薦され2名とも一位に輝いたことは、第25回大会より高校生部門が設けられて以来、初めての快挙となった。わずかに、第24回大会にて愛知県が一般部門と基礎部門で双方一位となった一例があるのみでった。それ以前を見ても一位と2位を占めた第七回の東京都の例のみで、今回の埼玉県選出者の素晴らしい成果は大いに讃えられるべき内容であった。高校時代お二人を指導した星野先生は「いつもどこが悪いか聞いて回っていたので、こういう時は、どう喜んだらいいのか忘れてしまいました」と嬉しさを隠さなかった。県協会からは、橋詰・竹内・橋本の三理事と城西大学樊先生が学生を連れて応援に駆け付けた。
市ノ川さんは、文部大臣賞、中国大使賞を、西村さんは、外務大臣賞、中日友好協会賞をそれぞれ受賞されました。
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