県協会の大きな行事である『中国語発表のつどい』が本年度は10月16日(日)に、さいたま市浦和コミュニティーセンター第15集会室において開催された。本年は発表者・傍聴者そして指導者の熱意が強く感じられ、定員百二十名の会場は開会直前にはほとんど満席となった。発表は部門別として発表部門6名、高校生部門2名 、大学生部門4名、一般部門7名、合計19名と団体部門二団体の参加によって熱のこもった発表が行われた。
発表に先立ち田中寛会長の挨拶では民間交流として草の根の交流の大切さと若者の力に期待することが述べられた。
個人の発表は5分、団体は10分の制限時間の中で発表者一人一人は日頃培った技量を力一杯発揮して進められた。極めて高い質の内容を中国人と比較しても遜色のない程流暢にかつ力強く発表される方、地区協会の中国語教室で学んできた成果を発表される方等変化に富み県民に根付いた中国語学習成果の発表となった。
また、審査の時間帯を利用して中国からの留学生6名を囲んで和やかな雰囲気の交流会を開くことができた。
審査に当たっては日本大学の呉川先生、大東文化大学の丁鋒先生、文教大学の徐曼先生の三人の先生によって慎重かつ公平に行われ、個人10名と1団体が受賞した。受賞者の中から三名が1月に開催される全国大会に出場の資格を得た。入賞に至らなかった方も力が伯仲しており 、来年の活躍が期待されている。入賞者は以下のとおり。
( 個人)
○埼玉県日本中国友好協会会長賞 西村愛末(神田外国語大学)
○埼玉県知事賞 高橋真珠(スパークル語学学院)
○中国大使館友好交流部賞 市ノ川瑞希(埼玉県立伊奈学園総合高等学校)
○埼玉県国際交流協会理事長賞 洪 瑞那子 (埼玉県立和光国際高等学校)
○埼玉新聞社社長賞 佐藤正子 (川越市日中友好協会)
○テレビ埼玉社長賞 成田宇那(埼玉県立和光国際高等学校)
○奨励賞 竹之内香保里 (富士見市日中友好協会)
酒井三三男 (川口市日中友好協会)
○努力賞 篠塚満男 (川口市日中友好協会)
勝俣 文 (スパークル語学学院)
(団体)
さいたま市市長賞 埼玉県立伊奈学園総合高校 (寸劇 シンデレラ)
(文責 渡辺是仁
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